ねぷたまつり

東北新幹線に乗って北国へGO!
E5系
弘前は北国といっても昼はとても暑いのです。
田舎館の田んぼアートを見に行こうと思ったら、1時間以上の行列ができていて断念したので、猿賀神社の蓮祭りへ。
猿賀神社の蓮祭り
さぁ夜になったらいよいよ
重要無形民俗文化財、弘前ねぷた、出発!
ヤーヤードー
剛情張大太鼓
弘前のねぷたと青森のねぶたの違いは、まず、形が違います。弘前のねぷたは扇形です。鏡絵という表面に武者絵(源平合戦、戦国時代、三国志など)が描かれています。
掛け声も違っていて、弘前は「ヤーヤードー」です。弘前のねぷたは戦に行く前の出陣の祭りで、青森は戦から帰ってきた祭りといわれています。なので、にぎやかな青森ねぶたと比べて、弘前ねぷたは勇壮です。
ねぷた
出陣なので、弘前ねぷたの裏面には、見送り絵と呼ばれる美人絵が描かれています。
見送り絵
それから、鏡絵の下にある台形の開きと呼ばれる部分はねぷたを支える受け皿の役割をしており、弘前藩の家紋である牡丹の花が描かれています。開きの下にあるの額の正面には天の川を意味する「雲漢」と書かれています。
さて、続いて、青森です。
まずは古川市場の「のっけ丼」で腹ごしらえです。
「のっけ丼」は、どんぶりご飯を片手に市場をぶらぶら歩きながら自分の好きな具材を好きな量だけのせて自分オリジナルの丼を完成させます。市場のとっちゃかっちゃにおすすめを聞きながら100円~200円ずつのネタをのせていきます。
古川市場
これで、800円です。好きなネタを自分で選ぶのがいいですね。
のっけ丼
さぁ夜になったらこちらも
重要無形民俗文化財、青森ねぶた、出発!
ラッセラーラッセラー
青森ねぶたは人形型です。弘前よりも道路幅が広いので横に大きいので迫力があります。弘前では町内会ごとでねぷたを出しているのとは違い、青森は企業がスポンサーとなっています。
ねぶた
弘前ねぷたは「ひっぱる」ですが、青森ねぶたは「跳ねる」です。参加者はハネトとよばれて掛け声とともに跳ねまくります。ハネトは花笠と腰巻をつけた正装でなければ参加できません。
青森ねぶたは観客に向かってわーっと迫ってきます。歌舞伎でいう「見得を切る」というやつです。
見得を切る
今年は、ハイパーねぶたという変なねぶたが出ていました。どうやらインターネットで投稿された顔写真をねぶた顔に変換して投影しているそうです。
ハイパーねぶた
最後に、北国の夏は短いので注意。

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