「メトロ情報共有サイト」とは
「メトロ情報共有サイト」とは、東京メトロが2014年に実施した「オープンデータ活用コンテスト」に応募するために作成した東京メトロ各路線の運行情報をリアルタイムで提供するサイトであった。
2022年3月で東京メトロのオープンデータの提供が終了したため、「メトロ情報共有サイト」は一旦運用を終了しているが、今後、公共交通オープンデータ協議会のオープンデータを利用して再開することを計画している。
【サイトURL】 http://blue-rose.plala.jp/train/ (現在閉鎖中)
「メトロ情報共有サイト」の目的と特徴
メトロ情報共有サイトの目的
- これから乗車しようとしている路線の現在の列車の在線位置を知ることにより、乗りたい列車(各停、快速等)が来るまでの待ち時間の把握や、乗換え時の歩くスピードの調節に役立つ。
- 列車の遅延状態を把握することで、早めに家を出たり、他の路線を利用したりという対応をするための判断材料となる。
- 時刻表と列車の遅延情報を合わせてみることにより、現在乗車中の列車の目的駅への到着時刻を把握することができ、待ち合わせ等での到着目安を待ち合わせ相手に連絡することができる。
「メトロ情報共有サイト」での提供情報
「メトロ情報共有サイト」では東京メトロから提供されていた以下のオープンデータ(WEB APIを利用しJSON形式で提供)を可視化し、リアルタイムに参照可能とした。
- 列車ロケーション情報
- 列車番号
- 列車種別
- 始発駅・行先駅
- 在線位置
- 遅延時間
- 時刻表
- 列車時刻表
- 駅時刻表
- 駅施設情報
- 駅間所要時間
- 駅のプラットホーム情報(乗換可能路線、エスカレータ、エレベータ、出口方面)
- 列車運行情報
- 各路線の運転見合わせ、折り返し運転、ダイヤ乱れ等の情報
「メトロ情報共有サイト」の利用方法紹介
動画での操作説明
画面での動画での操作説明
本サイトでの各路線の列車ロケーション情報の表示画面構成を以下に説明します。
メインメニューから路線を選ぶと以下の「(A)列車ロケーション情報表示エリア」が表示されます。
初期状態では、「(B)列車詳細情報表示エリア」と「(C)列車時刻表表示エリア」は表示されません。
(A)列車ロケーション情報表示エリア
- 最上部には運行情報(運転見合わせ、折り返し運転、ダイヤ乱れ等)が表示されます。15分以上の遅れが見込まれる場合にメッセージが表示されます。
- 現在の列車の在線位置を「列車アイコン」で表しています。データの更新間隔は1分~1分30秒です。
- 列車アイコンの横には、列車の行先が表示されます。直通運転をする場合は、直通先の終着駅が表示されます。
- 駅間の矢印の左右にある分数は、駅間の所要時間を示しています。ただし、快速の場合は、この時間より短くなります。
- 列車に5分以上の遅れがある場合には、列車アイコンの横にプラスマーク(+)で遅れの分数を表示します。
- 自動更新ボタンを押下した場合は、データの更新間隔に合わせて、ページを自動でリロードします。
- 手動で更新したい場合は、手動更新ボタンを押下してください。その場合は自動ではリロードしませんので、更新したいタイミングで手動更新ボタンを再度押下してください。
- 「列車アイコン」をクリックすると右側の「(B)列車詳細情報表示エリア」にクリックした列車の詳細情報を、「(C)列車時刻表表示エリア」に列車時刻表を表示します。
- 直通運転中止等で、急遽行先が変更となった場合でも表示される行先が変更されない場合があります。
(B)列車詳細情報表示エリア
- 「(A)列車ロケーション情報表示エリア」でクリックした列車の詳細情報を表示します。
- 5分以上遅延した場合に「遅延時間」が1分単位で表示されます。5分以内の遅延の場合は、「0分」と表示されます。
- 現在の列車の運行状況を「メール送信」「LINE送信」「twitterでツイート」することができます。各ボタンをクリックしてください。
(C)列車時刻表表示エリア
- 「(A)列車ロケーション情報表示エリア」でクリックした列車の列車時刻表を表示します。
- 表示した日が平日か休日かを判断して時刻表を表示します。
- 途中停車駅は「発車時刻」を表示し、終着駅では「到着時刻」を表示します。
- 現在停車駅、または、次の停車駅が黄色網掛けで表示されます。
- 備考欄には、列車時刻表と現在の運行状況との差分として、遅延時間が1分単位で表示されます。こちらは5分以下の遅延も表示されます。
(D)駅詳細表示エリア
- 「(A)列車ロケーション情報表示エリア」で駅名または駅ナンバリングマークをクリックしたときにその駅の詳細情報を表示します。
- 【乗換可能路線】はその駅から乗り換えられる路線を示しています。
- 「現在の天気」は「OpenWeatherMap」から提供されている情報を表示しています。実際の天気とは異なる場合やタイムラグがある場合があります。
- 「降水強度」は「YOLPの気象情報API」にて提供されている情報を表示しています。実際の降水量とは異なる場合やタイムラグがある場合があります。
- 「乗車位置案内」は、東京メトロから提供されているホーム情報をもとに、エスカレータやエレベータの位置、乗換え路線、出口方面情報を表示しています。実際の施設と異なる場合があります。
(E)駅時刻表表示エリア
- 「(A)列車ロケーション情報表示エリア」で駅名の右側にある「時刻表アイコン」をクリックしたときにその駅の時刻表が表示されます。
- 時刻表は、方面ごとに分けて表示されます。
- クリックした日が平日か休日かを判断して時刻表を表示します。
- 表示される時刻表の範囲は、現在時刻の5分前から、現在時刻の1時間後までです。
- 列車に遅れがある場合は、その路線の最大の遅れ時間を考慮して、現在時刻-最大遅れ時間-5分の時刻から1時間後まで表示します。時刻表の時刻自体は変更していません。
- 24時を超えた場合は、終電までの時刻表を表示します。
- 各駅停車は黒色、各駅停車以外は赤色で表示されます。
(F)遅延情報表示
- ページの最上部には運行情報(運転見合わせ、折り返し運転、ダイヤ乱れ等)が表示されます。15分以上の遅れが見込まれる場合に赤字でメッセージが表示されます。
- 15分以上の遅れが見込まれる場合に、現在の列車の運行状況を「メール送信」「LINE送信」「twitterでツイート」するボタンが表示されます。各ボタンをクリックしてください。
- 列車に5分以上の遅れがある場合には、「(A)列車ロケーション情報表示エリア」の列車アイコンの横にプラスマーク(+)で遅れの分数を表示します。
- 「(B)列車詳細情報表示エリア」の「遅延時間」にも遅延時間が表示されます。ただし、5分以内の遅延の場合は、「0分」と表示されます。
- 現在の列車の遅延情報を「メール送信」「LINE送信」「twitterでツイート」することができます。各ボタンをクリックしてください。
- 「(C)列車時刻表表示エリア」の備考欄に列車時刻表と現在の運行状況との差分として、遅延時間が1分単位で表示されます。こちらは5分以下の遅延も表示されます。
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